4日後の金曜日の帰りで…




類と2人で帰っていた。



私「類っ」


類「ん?」


私「この前はありがとね…?

みんなの前で…言ってくれて」


類「あー…別にいいよ

美紅なんかを見に来る連中が

可哀想だったからなっ」


私「…ブスって言いたいんでしょうか?

せっかくお礼言ったのに…」


類「わかったわかった

頼むからそんな顔すんなって…」


私「だって類が…」


類「冗談だってバーカッ

美紅可愛いんだからさ、もうちょっと

警戒心持てよ?

俺、クラスのやつにまで嫉妬しそうだし…」


私「うん…ってえ?!

類…やけに素直だね…」


類「わりーかよっ…」


そう言ったの類の顔が真っ赤になっていた。


私「素直なほうが嬉しい…かな?

てか、類…顔真っ赤だよ?」


類「そんなんじゃねーよっ

夕日のせいだろっ」


私「フフフッ♪」


類「なんだよ…一人で笑って…

きもちわりーのっ」


だってね類くん…


夕日は沈んでますよ?


放送されるのは嫌だったけど、


類の素直なところとか見れたし…


よかったかも…なんて思った。