美紅side



朝起きてリビングに行くと


お母さん「美紅っそう言えば類くんとは

今、どうなの~?♪」


朝からハイテンションでお母さんが聞いてくる


私「あ、もう時間ないから

パン食って学校行く~」


お母さん「ちょっとー!美紅~」


私はパンをくわえて、自分の部屋に行き


学校に行く準備をし、家の前で


れいらたちを待とうと家を出ると…



私「類??」


塀に寄りかかって類がいた。


類「美紅早くねえか?」


私「類こそ…どうしたの?」


類「いや…ただ早く目が覚めただけ」


私「そっか…

てか、昨日見た?」


類「見たよ。

買い物のとこからだけど」


私「えっ…そこから見たの?」


類「うん、美紅顔が赤くなってたよな?」


やばい。

やっぱりばれてたんだ…


私「えっ…そ、そんなこと」


類「まあ、最初の頃だから

カメラどこにあるかわかんなくて

緊張してたんだろ?」


私「ちがうっ!類が隣にいたからっ…」


類「えっ?」


私「いやっ!そういう意味じゃないよっ…」


完全に焦ってるのばればれかも…


類「まあ、俺もだけど…」


すると


「2人とも何で顔を赤らめあってんの?♪」


そう言ったのはれいらだった。



私「れ、いらおはよっ!

てか、赤くなんてなってないからねっ!」



れいら「はいはいっ♪

ってか、明日から私一緒に登校できないから

2人で行きなよ~?」


類「了解」


私「はーいっ…え?

待って、何で?

帰りは??」


れいら「帰りは、金曜日以外は帰れるよっ」


私「金曜日?何かあるの?」


れいら「まあー…気にしないでっ」


気になったけど、話していたら


時間がなくなってきたので


急いで学校に向かった。