次の日の学校…


いつも通り、挨拶をして教室に入った。


すると


「美紅ちゃんおはよっ♪」


と挨拶をして私の所に向かってきたのは


持田 圭佑(もちだ けいすけ)


私は圭佑くんと呼んでいて、


類が一番仲のいい友達だ。


私「おはよーっ」


圭佑「今日から放送だろ~?確か10時からっ」


私「あー…うんっ」


圭佑「類も忙しくなるな~」


私「類…モテるもんねっ…」


圭佑「いや、それもそうだけど…

防ぎきれなくなるんじゃないかなって?」


私「待って、何それ?」



圭佑「美紅知らなかったか~」


私「ごめん…教えて?」


圭佑「美紅めっちゃモテるんだよ?」


私「へ?私のどこが…?」


圭佑「他のクラスのやつで美紅のこと

狙っているやつ多いんだぜ?

今まで気付かなかったのはきっと

類が睨みつけて美紅に近づかせないように

してたからだよ?」


私「えっ…!?」


圭佑「まあ、類もモテるけど

美紅以外の女子なんて相手にしてないもんね」


私「そ…うだったんだ」


圭佑「まあ、このこと知ってるってことは

類に内緒なっ」


私「うんっ…ありがとう」


圭佑「はいよっ」