れいらと別れたあと家に入る前にケータイを確認した。 類からの連絡は入っていなかった。 私は少しため息をついて玄関のドアを開けた。 私「ただいま〜」 お母さん「おかえりなさいっ」 お父さん「美紅、プレゼント部屋にあるから見てきなよ」 私「わかった!ありがとね」 まあ、毎年誕生日はお父さんの手作りの時計とか机とかなんだよね。 今年は何作ってくれたんだろ? 私は階段を上がって、自分の部屋のドアを開けた。