奈々「とりあえず今日から文化祭までは駅前の喫茶店で作戦会議ねっ♪」
そう言った奈々の提案でここ2週間ほど放課後に駅前の喫茶店に通うことに。
「いらっしゃいませ~。4名様ですねっ
こちらの席でよろしいでしょうか」
友美はメモをとりながら席に向かったので店員さんは不思議そうな目で見ていた。
私「何をメモってるの?」
友美「対応の仕方とか!」
私「え?」
友美「やるからには徹底したいからね♪」
あ、そうだった。
友美は行事とかにめっちゃ燃える人だった。
奈々「ねえねえ~衣装なんだけどさ…
男子のどうしよっかなあ~?」
れいら「女子のは?」
奈々「女子はだいたいイメージできてる!」
私「私達のクラス結構いいよね」
友美「顔で言ったらピカイチでしょ」
れいら「美男美女多いもんね~」
奈々「だからね、手抜きたくないんだけど…」
私「うーん…私センスないからな~」
そうしてかれこれ3時間ほどずっと悩んでいた。

