「うん!大好きなの‼︎」 無意識のうちに笑顔になってしまう。 早く、風に当たりたい。 そんな気持ちにさせる。 「碧は嫌いだったのよ。自転車が」 「お兄ちゃん?」 「そう。だから、いつも歩いて行こって言われ続けたわ」 どこか遠くを眺めて、懐かしそうに話すお母さん。