「姫凪っ‼︎いるんだろ⁉︎お願いだから、出て来てくれよ...っ!」 地面に膝をついて、声を絞り出す悠を見て、私は声を出していた。 「悠...っ...」 その瞬間、目の前の悠の動きが止まる。 「...姫凪...?姫凪...っ‼︎」 私の小さな声が聞き取れたのか、その場に立って、歩き始める悠。 「...ゆ、う...」