あいにく、お兄ちゃんと一緒の方面な訳で。 後ろから追いかけてくる。 「いやぁぁあ!」 叫び声を上げながら、坂道を下る。 ふと、前方を見れば、のんびり歩く見慣れた後ろ姿。 その姿を見た瞬間、声を張り上げる。 「彩あぁぁぁ!」