猫が繋ぐ恋





僕は、姫凪に会いたいという思いをかき消しながら、



チェリーの元まで行くと、抱きかかえる。



「ミャアォ」



ゴロゴロと喉を鳴らしながら、僕に頬をすり寄せてくるチェリー。




「…ねぇ、チェリー…」




チェリーの頭を撫でながら、溢れそうになる涙を堪える。