「何。」

眠りたい。今すぐに!

そんな思いからか、意外なくらい冷めた
声がでた。

いや、自分でもびっくりだよ。

だけどそんな事、気にとめずに吉田君は
軽く私をにらんだ。

「授業。」

……。

この人、真面目すぎる。