「心配してくれてありが…っ!」
猫さんは顔をあげた瞬間、私の顔を見てすごく驚愕していた。
え、何か顔についてる?
…もしかしてさっきのスープが口元についてるとか?
さり気なく口元を隠すと、猫さんは私の肩をがしっと掴んだ。
「アリスなのか!?え、どうやって封印を解けたんだ!?」
「え!?」
この人もアリスって…!
これで三人目なんだけど!
いや、でもグレイはちょっとマシな人…なのかな?
でも私ってそんなにアリスに似てるの?
「あの、私アリスじゃないです!」
「何言っているんだ!?どっからどうみてもアリス…」
猫さんは私の顔を見て気づいたのか、言葉を詰まらせた。


