次の日。

AM6:00

久しぶりにソファーで寝たら
身体が痛い……。

朝日は…………
まだ起きてなさそうだな……。
勉強道具がおいてあるし。

朝飯でも作るか。


トーストに、目玉焼き……サラダ……
野菜スープ……。

あいつ軽かったからな。
いっぱい食わせよ。


少しすると物音が聞こえた。


ドタドタ……))


?!起きたか?

ふと、ベッドルームのほうを見ると
朝日が立っていた。

「お、起きたか。」

「あ、あっ……あの……っっ!」

顔を赤くして今にも泣きそうな顔をしている。

「どーした?寝れなかったか?」

「す、すいませんでした!
あの……寝ちゃって!」

「あぁ、大丈夫だよ。疲れてたみたいだしな。」

「あの……運んで……くれたんですか?」

「あ……」

そうか、それを気にしてたのか。

「ダメだった?」

「い、いえ!
あ、あの……重くて……すいませんでした。」

「お前なぁ!
軽すぎだっつーの!ほら、朝ごはん!食べろ!」

「え?」

こいつ……単純だ……

目がキラキラしてやがる。


「い、いただきますっ!」

「どーぞ。」

美味そうに食べるな……。

「普段朝飯食わねぇの?」

「え?食べますよ?」

「あ、そう……目がキラキラしてっから。」

「キラキラ?あ!朝……時間ないときはトースト1枚だけとか……。」

「具合悪くなるぞ、おい。」

「んーー!おいしーー!」

聞いてんのか?

「先生っ!」

「ん?」

「ありがとうございます!」

ドキッ))

なんだ……
なんだよその笑顔……。

「あ、あぁ。」

「ごちそうさまでした!片付けますね!」

「あ、いいよ!大丈夫。
お、お前は部屋帰って学校の用意しなさい。遅刻したら大変だろ?」

「で、でも……。」

「大丈夫だよ。」

「あ……ありがとうございます。」

そう言って朝日は荷物を持って部屋に帰っていった。


……なんだよ俺。


ガラにもなく動揺してる。