最近、美幸の様子がおかしい。
何がおかしいのかって言われると……上手く言葉にはできねぇけど。
長年の付き合いだし、隠し事なんて俺たちの間では通用しねぇから。
だから、わかるんだ。
美幸は……絶対ぇなにかを隠している。
「おい、美幸。」
「うん?なに……?」
仕事帰りの夜。
美幸の手料理を前に、美幸に聞いてみることにした。
「お前、最近なんか様子が変じゃねぇか?」
「え……そ、そうかな?」
一瞬戸惑ったものの、美幸はすぐにいつもと変わりのない様子だった。
……でも、絶対ぇになにかあるはずだ。
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