まあ、そんな同情した相手に言うのも何ですけれど・・・。


「中井、しね!!」

「えっ!?」


僕は懐に隠していたカッターナイフを取り出す。


突然『しね』と言われ、そしてカッターナイフを目の前に、流石に中井は驚いてる。

まあ、ここで驚かないと、常人ではないだろう。


ていうか、中井の動揺の仕方半端ない・・・!

顔がタコみたいに真っ赤だ・・・。

おもらしでもしそうな感じだぞ・・・。