「無理してあそこ行く必要ねえよ」 アンズが目を見開く。 「ソラ、分かってたんだ?」 「何となく。 今日、転入してきたやつに話かけてみれば? 俺の感覚でしかないけど、 姫川だっけ、そいつとならやってけるよ」 ほんとにこれは感覚でしかない。 「そっか。 戻ってきたら話しかけてみる」