そうしよーう!とテンション高めな彼女に 「でも、あの子達はいいの?」 と言いながら、さっきからちらちらと わたし達を見ているグループに 目をやる。 「あ、いいの! あそこのグループ、わたしが入ると 奇数になっちゃうんだ。 ほら、女子って奇数嫌うでしょ?」 まあ、、、確かにそうかもしれない。 「じゃあ、屋上行く。 一緒にお昼食べよ」 わたしがそう言って立ち上がると アンズもやったぁと言いながら 立ち上がった。