「サクラ、起きろ」 そう言いながら、サクラの体を揺する。 「、、、ん。おはよ」 案外、眠りが浅かったらしく、 すぐに起きた。 「おはよ。そろそろ出掛ける時間だろ? ちょっと気になって来てみた」 「あ、ほんとだ。ありがと」 準備準備~と言いながらクローゼットを 開け始めるサクラ。 「俺、幹部部屋にいるわ」 そう言って総長部屋を出た。