大人の臆病【短編】

次の日、朝から外出で昼過ぎ会社に顔を出した。


雅を見てホッとする。

今日もやっぱ雅は可愛い。抱きしめたくなる。

そんな事想っていると雅をずっと見つめていた。


「遠藤主任!2番にお電話です。」

そう言い雅が俺の方を向いた。


あっ!目が合った。

嬉しいなぁ~!!

でも見てたのばれたかな?

恥ずかしい…


電話を終え、雅に視線を送るとパソコンの画面を見ていた。


はぁ~、想いを告げるってどうしたらいいんだ?

わかんねぇ~…



そうだ!今日、久しぶりに部下達と飲みに行ってその後、雅を家に呼ぶか!!


雅は職場の飲み会には絶対に顔出すしな。


携帯に連絡して家に来てって言って断られても嫌だし。


そうしよう!!


それから部下を呼んで今日の飲み会の打ち合わせをした。