それから姉貴と三ツ星レストランで食事をしたが雅の悲しそうな顔が頭から離れず
味もよく分からないまま食べ尽くした。
そんな俺を察したのか姉貴が
「何かあったの?」
といつもとは違う優しい声で聞いてきた。
「…別に。」
「そんな顔して別にって事はないでしょ??」
さすが姉貴。こうゆう所が実は突き放せない理由だったりもする。
「あのさ、克己好きな子いるんでしょ?」
えっ?なんで知ってるの?
俺、誰にも言ってね~ぞ!!
「あははは。そんなの克己見てれば分かるって。」
俺ってそんなに解り易いのか?
雅も俺の気持ち分かってくれてるのか?
「あのね克己、好きな子にはなかなか想いは伝わらないの。どうしてだろうね?
だから、ちゃんと素直になって言葉にしなきゃ。幾ら相手を想っていても相手には伝わらない。」
素直になってか。
だよな。
雅に伝えないと…
俺の想いを。
味もよく分からないまま食べ尽くした。
そんな俺を察したのか姉貴が
「何かあったの?」
といつもとは違う優しい声で聞いてきた。
「…別に。」
「そんな顔して別にって事はないでしょ??」
さすが姉貴。こうゆう所が実は突き放せない理由だったりもする。
「あのさ、克己好きな子いるんでしょ?」
えっ?なんで知ってるの?
俺、誰にも言ってね~ぞ!!
「あははは。そんなの克己見てれば分かるって。」
俺ってそんなに解り易いのか?
雅も俺の気持ち分かってくれてるのか?
「あのね克己、好きな子にはなかなか想いは伝わらないの。どうしてだろうね?
だから、ちゃんと素直になって言葉にしなきゃ。幾ら相手を想っていても相手には伝わらない。」
素直になってか。
だよな。
雅に伝えないと…
俺の想いを。

