俺達が関係を持つ様になったのは、会社での飲み会の後…


その時、雅は仕事に行詰まっていて俺が店に着いた時にはもう出来上がっていた。


どうにか雅の近くに行きたくて部下を余所にお前の隣に座ったんだ。


具合悪そうな雅を送って行くといい２人で店を出てタクシーへ乗り込んだが

乗ってすぐ雅は俺の肩にもたれ掛かって眠ってしまっていて

家も分からない俺は自分の家へと連れて行ったんだ。


俺のベッドに寝たままの雅を横にしてずっと寝顔をみていた。


こんな近くに俺の大好きな雅がいる。

俺のいつも寝ているベッドで雅が寝ている。

雅の寝顔を今見ているのは俺だけだ。


そう思いながら可愛い寝顔を見つめていると

視線を感じたかの様に雅は目を開けたんだ。


お互い何も言わず視線を絡ませたままお互いが近付きキスをした。


雅の唇は思っていたよりも柔らかくて小さくて、男の俺は思わず食いついたかの様に吸い付いていた。


どんどん甘い声を出す雅に俺は我慢できずそのままの流れで雅の身体に埋れてしまっていた。


―そして、雅を抱いた。