廊下をほっつき歩いていると、前方から3〜4人の男グループがこちらに向かっていた。

俺は普通に避けたつもりが、男がふざけてる時に俺の肩にぶつかった。

当然、謝らない。

「おい、てめぇ。ぶつかっただろぉ。謝れよ!!」

ぶつかってない男が俺に吠えた。

あー、面倒くさい。

俺が無言で振りかえると、いきなり飛びかかってきた。

「おらぁっ!!」

いきなり喧嘩かよ。子供か。

普通に体を傾けると、男が床に激しい音をたててぶった。

「この野郎...舐めやがって...。」

別の男が俺に襲いかかった。

手で相手の拳を掴み、くるりとひねるとうめき声を上げ倒れた。

その後ろで男がゴソゴソと電話をかけていた。

さっさと教室に戻ろうとした時、


ごつっ




鈍い音を立てて、俺は意識を手放した。