初恋相手はイケメン美男子Ⅱ

「しょうがねぇだろ龍がこんなことになってんだから…女子ってなんでいつもこうなのかねー」




「何とかしてよ。男でしょ…!」




「言われなくても何とかするし!ww」




葵は無理やり女子の群集の中に入った。




「はいはいどいてどいてー」




「ちょっと何するのよ!」




女子たちは葵を責め始めた。




「龍は俺とこれから用事がるから。後にしてくれる?♪行くぞー」




葵は相川君の服をつかんで引っ張った。




まあ葵らしいっていうかなんて言うか…




あたしたちはひとまず校舎を出た。




「ったく何やってんだお前は…無駄な体力使っちまったぜ。」




葵は龍の肩を叩いた。




「知るか。あいつらに言え」




「は?助けたの誰だったかねー!ww」




「助けてくれなんて言って覚えねーしww」