「KITTYちゃんたち、この次だろ?」 「うん。緊張…」 「だーいじょぶだぁーって!!昨日通り頑張って来い!俺も見ててやるからさ!」 私は、その先輩の言葉に、笑顔で頷いた。 丁度、前のバンドが演奏を終えた時だった。 周りを見ると、もうメンバーは揃っていた。 「行って来い!!」 翼先輩に背中を押され、私はメンバーの元へと駆け寄った。 「よぉーし!!the KITTY's 初ライブ、頑張るぞー!!」 「おーーーー!!!」