あの夏の日からみのりにまた何かあったら嫌だといつもそばにいるようになった。 危ない目にあわないようにと、いつもこいつのそばにいたような気がする。 「…んっ…」 「みのり⁉︎」 ピクッと動いた手と聞こえた声にハッとなった。 「大丈夫か⁉︎」 手を握りながらそう聞いた。 そしたらみのりは… 「あ…れ?何で…涼がいるの?」 不思議そうな顔で俺を見る。 そして俺に握られていた手に気付くと、一瞬驚いたような顔をして。 「ごめん」 俺がパッとその手を離すと何故かまた目を閉じた。