幼なじみ〜近くて遠い恋の距離〜




「えっ…」


その目をそらせなかった。


とても寂しそうな目。


そらすことができなかった。



「俺のこと好き?」


とても悲しい声で、真鍋はあたしにそう聞く。



「……好きだよ」


言わなきゃいけないと思った。


言って、安心させてあげなきゃって思った。



だけど…



「じゃあ何でそんな困った顔すんだよ…」


真鍋はキュッと唇を噛み締めて。



「ウソつくなよ…」


そう言いながらあたしをぐっと引き寄せると、ゆっくりと顔が近付いてきた。