「ユリと仲直りできたよ」 「そっか」 「うん…」 「じゃ、そろそろ帰るか。寒くなってきたし」 あたしが電話を終えると、涼はそう言って先にブランコをおりた。 「お前は寒くない?大丈夫か?」 そしてまだブランコに座ったままのあたしを見下ろしてそう聞いてきた。 「うん。大丈夫」 「ならいいけど。寒かったら言えよ?パーカー貸してやるし」 涼は珍しく優しかった。 嬉しかった。 涼が優しくて…何故だかすごく、嬉しかった。