幼なじみ〜近くて遠い恋の距離〜




たくさん遊んでいたはずの小さな子供たちは気付けばもうほとんどが公園からいなくなっていて。

シーンとした空気が俺たちの間に流れた。


「あたし…邪魔じゃないの?」



そんな雰囲気の中、先に口を開いたのはみのりで。



「はっ!?何だよ邪魔って」


みのりの言葉の意味が分からなかった俺は、すぐに慌てて言葉を返した。



「…うん。何かさ、あたし達って小学生の頃からずっと四人でいたじゃん」

「…そうだな」

「でもね、最近…あたしの居場所がどんどんなくなっていくような気がしちゃってさ」



そう言って空を見上げたみのりの横顔は、何だか泣きそうに見えた。



「バッ、バカだろお前。何でそんなこと思うんだよ…なくなるわけないだろ」


だから俺はすぐに、その言葉を否定するようにそう言った。