「そうかな?でも可愛いね、あの子達」
「うん。まぁ、俺たちも昔はあんな感じだったんだろうな」
懐かしい気持ちを感じてふと昔を思い出してみたけど。4、5歳の頃の記憶はぼんやりとしか思い出せなくて。
だけど、小さい頃からずっと一緒に遊んでたんだよなぁ…なんて。
そんなことを思いながら隣に座るみのりをチラッと横目で見た。
「何よ」
「えっ、あ、別に…」
「あ!分かった、もしかしてやりたいんでしょ、アレ」
みのりはいきなりそう言って立ち上がると、ブランコの方へと歩いていく。
そして…
「涼!早く来なよー!」
ブランコの前で手招きしながら俺を呼んできた。
「何だよー?」
めんどくさいと思いながらもゆっくり立ち上がった俺は、みのりのいる方へ向かって歩いていった。



