実乃流side


俺は一人いつもの道を歩いていた。


美野里が隣にいないことは今までも何度かあったけど、こんなにも寂しいと感じるのは初めてだ。



俺はどうすればいいんだ?


諦める?諦めない?


美野里のことを考えたら、諦めたほうがいいのかな。

でも、俺の心は・・・。





「・・・よし、決めた!」





俺は美野里に会うために走って学校に向かった。