―…ゆなね

この幸せがずっとずっと続いてほしいなって

願ってたんだ…




でも幸せは続かなかったね…。

ゆなたちの終わりはあっという間で

裏切り裏切られ…




―…りょうたは今幸せですか?


ゆなは幸せだよ…?





────ブォォォッ…。



ドライヤーの風に乗って、シャンプーの香りが鼻をくすぐる。



「…ゆな、髪長いな。」


「…そうかな…?」



胸まで伸びたロングの髪。


さらりと指を通すりょうたにそう言われ、振り向いた。



「うん。初めて見た時は清楚でかわいらしい子だなあって
思ってたんだ。見た目だけだったけどな♪」

そこには無邪気な笑顔で笑うりょうたがいた。

「…見た目も中身も清楚ですぅ!」

ぷくっと膨れるゆなのほっぺを摘みながら

「あ~そうですね♪ごめんねゆなちゃん♪(笑)」


もう…ッ

でもこんな他愛もない会話でも
ゆなはすごく幸せで
涙が溢れそうだったんだ。