「別れません。もう学校に戻っていいですか?」


━━━━バシッ!!!



頭に固い何かが直撃した。



「───…いっ……!」


凄まじい痛み。



同時に、その衝撃で地面に不様に転んだ。



楓先輩は、容赦なくゆなを上から見下すように睨み付ける。


「邪魔なんだよね。ゆなちゃん


私はりょうたにふられてから一年も想い続けていた。

なのにゆなちゃんが入学してきてから、りょうたは私のことを相手してくれなくなったわ。


体だけの関係は何度も重ねたけどね♪」


―――ッ

「あんたなんか……





死んじゃえばいいのに。」







────パンッ!





……楓先輩の手が



大きく宙を舞った。