―――楽しい休日が過ぎまたいつも通りの日常に戻る
一つ変化があると言えば・・・
やたらと女の先輩に絡まれる事が多くなった
りょうたの事で
ゆなの学校は男子生徒が少なく
良太は断トツ1番、2番を競うぐらいのイケメンだった
だからか女の先輩に
[良太の彼女]
と言う事で目をつけられ
『生意気なんだよ!!』
という、罵声を良く浴びせられるようになった
中には良い先輩も居て
応援してくれる人たちもいたけど…
ゆなは純粋に良太が大好きなのに
何故周りに色々言われなくちゃいけないの…?
「ハァ…」
深い溜息がでる
「ゆ~な♪」
りぃが後ろから抱き着いてきた
「なぁ~にぃ?」
「どうしたのよお!そんな暗い顔してっ♪日曜日うまくいかなかったの?」
不安そうにりぃが顔を除かせる
「楽しかったよ・・・すごく」
「じゃあなんでそんな暗い顔してるのよ~」
りぃにりょうた絡みで女の先輩に目をつけられてる事を話した。
「んー…なるほどね。
りょうた先輩かっこいいからなあ
でも今はゆなが彼女なんだしそんなのシカトが一番だよ♪
胸張っていたらいいんだよ♪」
―…そうだよね♪
うん!ゆなが今はりょうたの彼女なんだし
周りなんか関係ないよね♪
「りぃいい!ありがとう♪ゆな元気でたああ~」
「それでこそゆなだぁ~」
