「ーーーちょっとお!!りぃ!!何するのよおおぉ…!」


「だぁーって、ゆな全然送信ボタン押さないし~りぃが押してあげたんじゃない♪」


「・・・・・・。」


―――確かに…確かにそうだけどっ…

ぶつくさいいながら、今送ったメールをもう一度開く。


―――カチッ



【送信メール】

To 中津良太
sub ゆなです♪


――――――――――

こんにちは(´ω`)
メールを送るの遅くなってごめんなさい

中津先輩はバスケとか良くやったりするんですか?またバスケやってる姿みてみたいな~♫
――――――――――



「―――…はぁあああああああ…」


読み返してみて、深い深いため息が溢れる


…もし返事がこなかったらどうしよう…?


―――何度も何度もメールを読み返しては、重苦しいため息をつく。


「―――まっ♪とりあえず最初の一歩おめでとう♪ゆなちゃん!」



…たくっ

まあ、考えてても仕方がないよね…?