バイト先のオーナーの
奥さんにはとても
よくしてもらってる

「結愛ちゃーん、おはよう!(ニコニコ
 今日も笑顔でよろしくね」

「あ、はーい」






ーカランコロン


「いらっしゃいませ!!」

顔を上げるとそこに
いたお客さんは
見覚えのある顔だった 


私が小学生の時に
転校した幼なじみである
小林海翔(こばやし かいと)


大人っぽくなったなぁー


隣には可愛いらしい
同い年ぐらいの女の子がいた


「海翔知り合いなのぉー?」


「ま、まぁな。昔の」


「まさか元カノじゃないよね~?」


「ちげーよ。ただの知り合い」

たただの知り合いかぁ。
少し寂しさを感じた

そして
「こちらへどうぞ」

と席へ案内した