「あはは嘘だよ♪
  どうせねえちゃん寝坊すると思って、
  1時間半はやめといた」

 

 無邪気にニコッと笑って要は言った。

 要はよく私のために、

 
  いろいろと用意や手伝いを
 
  ひっそりやっといてくれる。

 
おまけに、私の双子の兄なのに
 
 「ねえちゃん」っと呼んで、したってくれてる。