金糸雀達とお茶会を

少女に案内された部屋は、これまたアンティーク調で可愛らしい部屋だった。
部屋の真ん中に置いてある机もその机をはさむように置いてある二つのソファーも壁とか小物とか棚とかも全部アンティーク調。
…てゆーか、アンティーク調の家具って高そうだよ、ね…。お金かかってるなぁ…
そしてソファーに座ると、
「え、と…ちょっ、と…まっててく、ださ…い」
少女はぽつりぽつりと呟くと軽く会釈して部屋を出ていく。

それから一人で暇になった私はきょろきょろとあたりを見回してみる。
うーん…ほんと、ドールハウスみたい…。
てゆーか…こんな可愛い部屋、なんか落ち着かない…
それからする事も無くてしばしの、静寂。

その静寂を破ったのは、
がちゃり、と開くドアの音だった。

入って来たのは…あの綺麗に笑う茶色い髪と瞳をした、優しそうなお兄さんだった。