春の嵐に髪が巻き上げられる

 それを振り仰いで眺める

 広がるスカイブルー たまにピンクの花びら


 永遠なんて 望んだことなどないというのに



 無重力の明るさ そのようなもの


 天上世界に広がって 金色の雨となって地上に降り注ぐ


 それを希望と呼ぶんだと 教えてくれたのはあの人だった