桜散る夢 ~愛を誓う~




土方は沖田の言葉に少しかんがえこむ

様子を見せ、口を開いた。


土方「分かった。でも、隊士か...。

入隊試験を受けてもらうが、いいな?」


他の者が納得しているなか、

勝手に進む話に零が待ったをかけた。


零「おぃ!どういうことだ?

俺はまだ世話になるとは言ってない。」


沖田「なぁに?

じゃあ、君はどうするのさ。

不逞浪士に殺されるかもしれないよ?

君、弱そうだからね。

死ぬよ...?」


零「別にかまわない。

こっちに来たときも、本来ならば

死ぬはずだったんだ。

俺は、元々生に対する執着はない。」


沖田「...死んでもいいなら、

なおさらここにいてよ。」


零「しつけぇ...。

分かったよ。

お前らの言う通りにしてやる。」


沖田「わーい!

じゃあ、自己紹介しますね。

僕の名前は、沖田総司です。

副長助勤をしています。

ちなみにここにいるのは

副長助勤以上だよ。」