一人残された俺はテーブルに

トーストと目玉焼きとウインナー

そして俺が大好きなミルクティーが置いてあった

大好きなミルクティーを見て、頬が緩む

さすが、母さん! 

そう思いながらミルクティーを飲む

そして朝ごはんを食べた


「来扉ー!早く食べなさい!遅刻するわよ!」

そう言って幸奇を抱っこしながらリビングを覗いてくるかあさん

「わかってるよ」

残ってたトーストを全部口に運び、席を立った

洗面所に行き顔を洗い、そしてかばんを持って玄関へ行く

そしたらかあさんと幸奇が玄関に来る

「「いってらっしゃい!」」

「いってきまーす」

いつもの朝

二人で見送ってくれる

4年前の俺じゃ考えられなかった日常。

こんな幸せになるとは思わなかった…