「ここから先がコントロールタワーになっています。長官は今コントロールセンターにおられます」
ロバートがコントロールセンターの扉を開けると、多くのディスプレイや壁一面の巨大スクリーンの下に、十四五人の男女に囲まれて、ミカサ長官が立っていた。
「おつれしました。名前は林田夕さんと言うそうです」
「やあ、夕さんか。驚いたな、こんなところに現れるなんて」
「あのー、あたし、なんでここへ来たのかも、よく分からなくて」
「何か、特別な力が作用したとしか言いようがないな。まあ、とにかく、数少ない人間の一員に加わったわけだから歓迎するよ」
「人間が、少ないんですか?」
「ああ、このステイションには五百四十五人の男女クルーと、2900人のアンドロイド、それに約3500体のロボットが働いている。君の面倒は科学者のエツミくんに見てもらおう。エツミくんは、おるかな?」
「はい」
「夕さんというそうだ。よろしく頼む」
「はい、かしこまりました。夕さん、こちらへどうぞ」
ロバートがコントロールセンターの扉を開けると、多くのディスプレイや壁一面の巨大スクリーンの下に、十四五人の男女に囲まれて、ミカサ長官が立っていた。
「おつれしました。名前は林田夕さんと言うそうです」
「やあ、夕さんか。驚いたな、こんなところに現れるなんて」
「あのー、あたし、なんでここへ来たのかも、よく分からなくて」
「何か、特別な力が作用したとしか言いようがないな。まあ、とにかく、数少ない人間の一員に加わったわけだから歓迎するよ」
「人間が、少ないんですか?」
「ああ、このステイションには五百四十五人の男女クルーと、2900人のアンドロイド、それに約3500体のロボットが働いている。君の面倒は科学者のエツミくんに見てもらおう。エツミくんは、おるかな?」
「はい」
「夕さんというそうだ。よろしく頼む」
「はい、かしこまりました。夕さん、こちらへどうぞ」


