しばらくしてから、島野はそっと私の唇にキスをした。
それも幸せで、なんだか胸がいっぱいになった。
「…じゃ、僕は帰るから」
「…うん。今日はありが―…あ」
「…?」
そういえば、少し気になったことがあった。
「…なんでわざわざ、写真撮ってくれたの?」
「-!」
そういうと、島野の顔が少し赤くなった。
え、な、なんで…?
「…写真、撮りたかったのかと思って」
「…あ」
もしかして、私が朝こっそり島野の写真撮ろうとしてたから?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…