植野さんの目は今までに見たこともないこわい目。





恐怖で言葉が出ないほどだ。





「う、えのさん…?」





「あんたのせいで島野くんとられたんだけど?」




声低っ…





「-っ」



植野さんは私をつかんでいる手に力を入れた。




「私のほうが可愛いのに…島野くんにお似合いなのに…なんであんたなんかがっ…!」






ドサッ





植野さんは私を地面に突き飛ばした。




そのおかげで背中やらおしりやらいろんなとこが痛い。