私の彼氏は無関心な僕系男子





「暑い…暑すぎる」


今日は憂鬱な登校日。



ずっと冷房の効いた家にいたせいか




外が前よりもずっと暑く感じる。










…そうだ。教室に冷房ないんだった。






最悪だぁ…。







「おはよう花風さんっ!暑いね~」





「っあ…お、おはよう…」





私の肩をたたいて極上のスマイルを見せてくれたのは、植野さんだった。





なんなんだろう…。





い、いや、ただ挨拶してくれただけなんだけどさ。





なんか、嫌な感じがする…。










「私ね~一昨日島野くんと花火大会行ったんだけどさ」








ドクンッ…








やっぱり、嫌な感じはこれだったんだ。