「松坂??」 「え?!あ、な、なに?!」 元凶現れたり..... 「片付けだぞ?」 「え?もうそんな時間?!」 やばい!めちゃくちゃボーッとしちゃってた。 こう見えても我が中学校の伝統的な弓道部の女子、部長であるのだ! 「早瀬、ありがと!」 「おーう」 そう、短く言葉を残してあたしはその場を離れた。 まだ、まだ鳴り止まない胸の高鳴りを必死になって抑えながら。