俺は美姫の事が今でも忘れられなかった…

でも、あれから10年…

このお祭りの場所だけは避けてた…

会う確率が高いから…


今日は10年振りにここにきた…



今日みたいな天気だったな…

制服姿の美姫にであったのは…


あのきれいな顔立ちに笑うととっても可愛い美姫は、
天然でがんばり屋で、素直な女だった。



って前を向いた




その先に…あの頃の笑顔で…

美姫…


美姫を見た…


俺は一瞬で過去に引きずり戻されたような…そんな感じになった…


フリーズする。



胸がキュッとなって苦しい…


あの笑顔…



俺は苦笑いした…


10年…


10年もだったんだ…


何を心高ぶってんだ俺は…

会わなかったのは俺だろって自分に問いかけた



でも、苦しくて…