ベランダで誰かと電話をしていた…

その顔は険しくて

悲しそうにも見えた…


なんでだろ…

そんなりゅうを見ていると私は

嫌な予感が…


嫌な空気が…


電話を終えて入ってきたりゅうは、

私を優しく抱き締めた

震える手


どうして震えてるの!?

私はりゅうの背中に手を回した

りゅうは、抱きしめる力を強めて
『愛してるよ…美姫をずっと』
っていった

『私もりゅうを愛してるよ!!ずっと一緒にいてね』

そしたらりゅうが苦しい顔して必死に笑顔をつくって…

私の頭を撫でて

『美姫を…ずっと愛してるから』
っていった…

どうしたんだろう…

りゅうの口から愛してるなんて初めて聞いた…

とっても想いが詰まった言葉なきがした…