りゅうside…



??????????!?

まだ言っていることを

理解してない様子の美姫は
不思議な顔して

『ふーん…わかんない…』

って悲しそうにいった

『まぁ、一人の時は鞄を後ろにして!ね!!わかった!?』
って言うと

納得いってなさそうに前を向いて

『こう?』

って両手を後ろに回して鞄の紐を両手を添えていってきた…


『そう!』
って笑うと

安心したのか
ニコッと笑って

『階段の時はこうするね♪』
って言った…

本当に自覚ないんだな…

『今日はバイト?』

『うん♪5時からだよ♪』
そっかあと一時間…
『時間前にバイト先まで送るよ』

『りゅう…ありがとうございます

って笑う
あぁ~も~かわいんだって
人に見られたくねぇーよ
この笑顔…

『俺だけにしかそのかお見せんなよ』

『えっ?』
て…
またわかんねー顔して…

俺焼き餅で死にそーだっての

だってさっきから
美姫の学校の男子

美姫の行動ひとつで騒いで…


マジで腹立つ!!