知りたい…りゅうをもっと

駅までの道…

『美姫?』

うん?
ってりゅうを見た私に…りゅうの顔が…

唇と唇が触れて…

ドキドキが…
真っ赤になって下をむく私に
『美姫!?かわいい…俺理性保てる自信ねーよ』
って笑った顔は

やっぱりまだ幼くて…

『りゅうはどうして屋台で働いてたの!?バイト?』

ってさっき門のとこで制服姿のりゅうを見たときから疑問だった…

だって…あの名門高校の制服を着たりゅうを見たから…


『まだお互い何も知らなかったな…
俺たまに知り合いの屋台手伝ってる…』

知り合い?

どんな繋がり!?

私の言いたいことがわかったのか
りゅうが
『あっ、その人にはちょっと恩があって…』

恩があってって?
私が不思議な顔していたからなのか

『そんな顔すんなよ…全部話すよ』

俺ちょっと荒れてた時がついこの最近あって…
今は大丈夫だけどなって言って

喧嘩とかよくしてたらしい…
そしてチンピラ!?みたいな感じのお兄さんに助けられて…
ちょっと仲良くなってその兄貴!?って人に手伝えって言われたら手伝うんだって…教えてくれた…

ちょっと私の知らない世界だった…

だから、大人っぽくて色気があるんだろうか!?

『そっか…教えてくれて嬉しかったありがとう』
って笑うと