次の日の放課後…

りょうこ、きょうこ、ゆきと一緒に昇降口のをでた…

門の辺りが騒がしくて…

りょうこが…
『私ちょっと何事か見てこー♪』
って
楽しそうにかけていった…

『野次馬~』
『私らゆっくりいくから~』
ってきょうことゆきが

私は笑った…
だって
何時もそうだよね…
りょうこは…


そして門が見えてきて…
そこに

名門高校の制服を着た
りゅうの姿とりょうこが…

りゅうは高校生だったの!?
てかあれ?桜ヶ丘?

私なんも知らない…んだね…
って切なかった

りゅうがりょうこを見つめて笑ってるから…

嫉妬で胸が苦しくなった…

私だけに笑ってほしくて…


きょうこが、
心配そうに私を見て

『美姫、心配要らないって~』
うんうん
ってゆきも言った…

心配してくれる二人に

にっこり笑って
『ありがとう』
って




そしたら、りゅうが私にきずき

『美姫~早く会いたくて来ちまった~』
って嬉しい言葉をくれる…

私はみるみる赤くなって

りゅうの近くまでいって

『ありがとう!でも、恥ずかしいよ~』
って小さく言うと

私の両脇にりゅうが手をスッと
いれてその次の瞬間

私はりゅうよりも高い所にいて…

くるりと一周!?

そのまま下ろされりゅうの腕の中に包まれた…


『アツアツ♪もー見せつけんなって!!』
ってりょうこが目を細めて楽しそうに言った

『羨ましい…』
ってゆきも

きょうこが
『これ忠告!!美姫を泣かせたりしないでよね!!』
って冗談半分…本気半分で言った…

そんなきょうこに

りゅうの腕のなかで私は
『きょうちゃん…ありがとう』
って微笑んだ…

りゅうは、
『泣かせないよ!!俺本気だから、大切にするよ美姫のこと』

って私今絶対耳まで赤…