地元の駅の改札を出て…
電話がなった…


少し心臓がうるさい…

やっぱ、好きとか…

緊張してヤバイ…

『モシモシ♪』
ってりゅうの優しい声が聞こえた

胸がきゅってなった

??
『はっ、はい』
って変だったかな…

『ハハハっ♪緊張してる!?』

赤くなる顔…
直接じゃなくてよかった

『えっ?う、うん…ちょっと』
って返すと

『やっぱり…俺の思った通りだ!!
かわいいね♪でも、俺だって緊張してるよ!!だって美姫…俺の一目惚れだから…』

かわいいって…ドキッてして
りゅうくんがあまい声で言ったから!?だから!?はー今すごいこと口にしなかった!?

『えっ?ひ、一目惚れって…うわぁ…う、う、そ…ダよ…私は可愛くないし、りょっ、りょうこ、にならわかるよ。可愛いし、元気だし、積極的だし』
って言うと

『そんなとこもスゲー好きだな♪ねーあとどのぐらいで家に着く!?』

『えっ?あ、あと五分ぐらい…あ!ありがとうね♪』

『ハハハ…なんだそれ?』

『えっ?だってね、何時もバイト帰り怖かったの…帰り道…暗くて…こうやって話してると怖くないから…』

って言うと
『あぁ~美姫…かわいすぎだろ!!俺本気だかんね!!』

胸がキューって…

『ありがとうございます…なんかすごいドキドキするの…りゅうくんと話すと…
で、でも、男のひとと話なんて滅多にしないから…ドキドキしてるのかもしれない…ふふっ』

って言うと

『美姫…彼氏とかいないのか?…』
って

『えっ?私?いたけど別れたの…ふふっ…その人としか付き合ったことなあの!ダサいでしょ…へへ♪』

私がいってしばらく沈黙…やっぱ、重い感じするよね

しそたらりゅうの改まった声がして
『そんなことねーよ!!美姫…俺と付き合ってくれね!?』

私の心臓がうるさい…

顔がほてって…

沈黙…

ストレートなりゅうのあまい声…

『あっゴメンね!!俺焦りすぎたな…
美姫を俺のものにしたくてたまらねんだ…』

こんな私でいんだろうか…

『私でいいの!?でも、りょうこ…
やっぱり…』

そんな私に被せて
『りょうこちゃんなら応援してくれるって…もう了解済みだよ』

って
改まったりゅうくんが
『俺の彼女になって!
絶対に幸せにするよ!!好きだ美姫…』

りゅうの 言葉で
指の先までドキドキするのようなしびれるような感じになった…

『だけど、まだ私、りゅうくんをあまり知らない…正直嬉しいしいし、好きだと思うけど…怖い…
ってゴメンね…りゅうくんを怖いんじゃなあの…』

そこまでいったら

『まぁ…そうだよね…そしたら毎日会いに来るよ!!美姫が不安にならないように!!美姫にもっと俺を知ってほしい…
もっと美姫を知りたい…』

って

『う、うん…でも、負担にはなりたくないの…』

『負担なんて思わないよ!!バカだな…俺は俺がそうしたいからだから、安心して!!』
って言ったりゅうくんの言葉で

ほんとに楽になったから不思議だった…
『ありがとう!何か安心する。りゅうくんって不思議だね…ほっとする
私もりゅうくんを意識してたんだよ
たい焼き受け取ったとき…手が触れて…ドキドキしてね…本当はもっと一緒にいたかった…本当はね…だけど時間なかったから』

っていったら

『美姫…かわいすぎ…俺のことドキドキさせ過ぎたろ…美姫好きだよ!明日も明後日ももっともっと俺は美姫を好きになると思うけど覚悟しといてね』

って甘すぎる声と発言に

『うっうん…


『じゃぁ俺は今日から美姫の彼氏で美姫は俺の彼女な!!』